イラレとフォトショそれぞれ100%表示にしたときの大きさが違う問題

イラレとフォトショとの連携作業時にちょっと戸惑ってしまう、100%表示したときの見た目サイズが異なるぞという事象。

800×600ピクセルのアートボードを Illustratorで100%表示した場合↓

800px幅ってこんなデカかったっけ?って見た目サイズに。


これをJPEG画像で書き出してPhotoshopで開き、100%表示した場合↓

うん、800px幅ってこれくらいだよね、ってしっくりくる見た目サイズ。




同じ800×600ピクセルを100%表示させてるのにイラレとフォトショで見た目の大きさが違う。Illustratorでの表示は実際の800×600ピクセルよりも大きく表示されてしまっている。

これは…

Illustratorの 環境設定>一般>「100%ズームで印刷サイズを表示」にチェックが入っているとこのような差異が出る

この設定項目のチェックを外してOKをクリック


すると、Illustratorでの100%表示でも実際のピクセルサイズに変わった。Photoshopでの100%表示との差異もなくなった。しっくりくる800pxサイズ。



「100%ズームで印刷サイズを表示」はIllustratorで作成している見た目サイズと印刷サイズを概ね合致させるためにある設定項目。この設定がONになってると、画面上10cm幅で作ったオブジェクトは印刷でもほぼ10cmでプリントされる。フォントサイズも直感的に把握しやすいし印刷物作成時には是非ともONにしておきたい設定。

しかし、ピクセルベースで作成する場合はスケールが違ってくるから見た目サイズも変わってしまう。

IllustratorでWeb用の画像を作成するときなどはこの設定のチェックを外して、100%表示では実際のピクセルサイズで確認していきたい。

ただ、Webと印刷、両方の仕事を並行している場合、いちいち切り替えに環境設定を開くのが面倒。ショートカットキーを割り当てたいところだけど、設定できない項目なのよね、。





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